甥っ子の結婚式

 24, 2012 21:42
 週末は甥っ子の結婚式に呼ばれた。

 久しぶりに会う親類は、小さかった子供が青年になり、働き盛りのミドル世代は髪に白いものが見えたりしている。こんな時にしか会う事が無くてちょっと寂しい気もするし、改めて年月の経過を感じさせた。
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 最近の結婚式は仲人や親類などの長たらしいスピーチや趣向が無く、式は朗らかな笑いの中に厳かな雰囲気で進む。
 
 ケーキバイキングが終わり宴もたけなわの頃、最後の「花束贈呈」を迎えた。まず新婦が実父母に手紙を読む。
「今まで育ててくれて有難う」
「私を産んでくれて有難う」
「これからは親孝行をしたい」
「・・・」

 新婦の言葉に何故か新郎の実父母が号泣!!
「泣き過ぎだろう」
と笑いもおこる^^

 そして新郎の父からお礼の言葉と続いた。そこで新郎の実父母号泣の理由が解った。
 甥っ子は入籍1年後の結婚式。先に長男も生まれ、新婦は良い娘さんで何も問題は無い。だが彼は大卒後2年就職浪人し、今年やっと就職出来たが結婚式の1週間前に仕事をやめてしまっている。
 彼は毎年公務員の試験を受けており、今年も馬鹿正直に勤め先にその事を告げ休みを貰おうとすると、そんな気持ちなら辞めろと退職してしまったそうだ。

 結婚式場のテーブルには不自然に空いた空席が目立つ。恐らく、元職場の人たちが来るだろうはずの場所だったのだろう。

「自分が可愛い可愛いと甘やかして育ててしまったから・・・」
「息子がもっとしっかりしていれば・・・」

 そんな実父母の実子に対する不甲斐なさ。そんな息子に、目の中に入れても痛くないほど可愛い一人娘を差し出す、新婦の実父母の寛容さに打たれての涙だったのだ。

 だんごにも子供がいる。両方の両親の気持ちが痛いほど解る。親の事、子供の事、甥っ子の小さいときの事、悲喜交々・・・。色んな思いが交錯し、思わず貰い泣きしてしまった><
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 やっぱり親類の結婚式は一味違うな!!

 式場を出ると小雨が降っていた。しっとりと余韻に浸りながら家路へ向かった。
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COMMENT 2

Tue
2012.09.25
20:50

しんいち #-

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正直で真面目な好青年には違わないのでしょうが、人生観が変わるような本当の意味での挫折はまだ経験してはいないようですね。
早く自分の進むべき道を見つけて両親や家族のため頑張っていって欲しいものです。

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Tue
2012.09.25
23:03

だんご班長 #-

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しんいちさん

ありがとう御座います!
今年初めて社会人になって、世間の甘き酸きも解らず馬鹿正直に生きていると何時か足元をすくわれるでしょうね><
そう言う私も、二十歳で都会に出て随分やられました(泣
ピュアな心は失って欲しくは無いけど、強かさも身に着けなきゃですね。

一度外の飯を食べたほうが良いんでしょうけど・・・。今となっては子供もいてそれも難しいかなぁ。

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